てんちょうのぱんこらむ

「アルプスの少女ハイジ」に出てくる「白パン」「黒パン」。ハイジが硬い黒パンが食べられないおばあさんの為にやわらかい白パンを食べさせてあげようとするお話は有名ですよね。

 部屋に隠していた白パンがカビてしまい食べさせることはできませんでしたがハイジのやさしさに作り手としては何とも心打たれるお話でした。
 
白パン→小麦パン 黒パン→ライ麦パン 当時、小麦のパンは大変貴重でアルプスの山で暮らすハイジ達にとってはなかなか縁の無いものだったんですね。
 
硬くて敬遠されがちな黒パンですが、そう悪いことばかりでも無いんですよね。
ライ麦といったら食物繊維が豊富で酵素の力も強く、お肉料理と相性が良いとされています。
保水性も高く、日持ちがするのでなかなか買出しにもいけない極寒のアルプスでの生活にはもってこいのパンですよね。
 
ハイジとお友達のクララ、見比べるとやっぱりハイジのほうが顔色が良く見えます。
これはきっと黒パンによるアンチエイジング効果だと思われます。
クララはお嬢ですから当然、白パンばかり食べているでしょう(^-^)
※  (白パンもまったく問題ありません。)
 
 アルムおんじの作った「チーズ黒パン」。ホントおいしそうですよね。このチーズが気になって調べたところ「ラクレット」なる牛乳からできるチーズを使っていたそうです。 
 フランス人はパンとワインとチーズがあれば幸せと言いますがこれ、もしかしたら世界共通なのかもしれませんね。
 
 パンは生き物・・・酵母も人と同じく呼吸をし、生地の中で生きています。
ハイジの舞台になったアルプスの大自然で育った酵母はさぞ、おいしいパンになったことでしょう。
 
 オーストリアとの国境沿いに「マイエンフェルト」という村があり、ここがハイジの故郷とされています。もちろんハイジは実在しませんがアルプスの大自然は物語そのままのはず。
 私も是非、この村を訪れてハイジになった気分でパン作りをしてみたいものです。